FIT太陽光発電所をお持ちの事業者様、
発電したエネルギーをフル活用しましょう!

EMSで出力制御時と売電単価が安い時間帯に蓄電池に充電
売電単価が高い時間帯に放電(売電)し、投資回収スピードの最大化を目指します。

FIP制度とは

FIPは Feed In Premium(フィードインプレミアム)の略称で、再生可能エネルギー由来の電気の売買に関する新たな制度です。2022年4月に導入され、これまでのFIT(固定価格買取制度)とは異なる特徴を持っています。

FITとFIPの違い

FIT制度 1kWhあたりの売電単価が固定されていました。
FIP制度 市場価格を基に売電単価が決定されます。市場価格と連動して1カ月単位で売電価格が変動します。

FIP制度は、一見 収入が不安定に思えるかもしれませんが、電力市場の需給バランスに基づき、売電のタイミングや方法を戦略的に計画することで、より高い収益を得られる可能性があります。

FIP制度のメリットを最大限に活用

電力取引市場(スポット市場)では、電気需要が高い時間帯に価格が上昇します。需要が最も高いのは、一般的に17時から20時ごろです。一方、太陽光発電システムでの売電は日中に限られます。

そこで、蓄電池を併設し、日中に発電した電力を蓄えて夜間に高単価で売電することで、収益向上を図ることが可能です。この仕組みにより、投資回収スピードの最大化を目指します。

1日の時間毎の電気の市場価格の推移および発電・充電と売電グラフ

太陽光発電システムは日中しか売電できません。蓄電池を併設して日中に発電した電気を貯めておき、夜間に高い価格で売電することで収入を増やし投資回収のスピードの最大化を目指します。

電力市場と供給フローの図解

既存(FIT/FIPの)の太陽光の電源に、系統用蓄電とスイッチングEMSを置き、買い取り価格をそのままに売電を行う。
また、JEPXから電力の安い時間に電力を購入し、蓄電所に貯め、電力の高い時間に電力を販売する。
太陽光で使用している系統と土地を無駄なく使用できる。注)ルールは改定されましたが、まだ開始しておりません。

ケース例の紹介 

前提(モデルケース)

初期投資: 3.5億円(補助後)
バッテリー寿命: 14年想定
アービトラージ収益: 年間3,600万円 ~ 4,800万円 くらいを目安(仕入れ価格1~5円/kWh、放電売価20~25円/kWhなどの価格差に基づく)

FIPプレミア/調整力収益: 年間500万~1,000万円を上乗せ想定
年間運営コスト(OPEX): 1,000万円(保守・通信・劣化補償など簡易見積)

ケース(やや好調)

アービトラージ収益: 4,800万円/年
追加収益(FIP・調整力等): 1,000万円/年
(合計 5,800万円/年)

OPEX: 1,000万円 → 実質 4,800万円/年 の手残り
表面利回り: 5,800万円/3.5億円 ≈ 16.6%
実質利回り: 4,800万円/3.5億円 ≈ 13.7%

IRR :
14年間 毎年4,800万円のキャッシュフローと仮定。
概算:8~10%程度

発電施設建設投資の回収期間と将来利益予測

収益向上ソリューション
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FIT太陽光発電所をFIPに転換し、蓄電池とEMSを活用することで、収益を15%以上向上させることが期待できます。

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